2014年3月 | トップに戻る |
桜 唇 | → 桜唇外伝 |
桜 唇 【オウシン】 | ||
美人の唇の小さく美しいさまを桜にたとえていう語。 | ||
|
サクラの幹をしげしげ見るとこのように唇だらけ ここの写真の唇は整っている方 | |
赤みを帯びたものや リップクリームを塗ってやりたいものもある | |
桜唇 | 桜唇 | 桜唇 |
桜唇 人の唇の小さく美しいさまを桜にたとえていう語 という意味が辞書には書いてある。 しかし、くちびるを桜にたとえる、とはどう喩えるのかもう一つイメージが浮かばない。 桜唇 という熟語は中国でできた言葉で中国ではサクランボのようなかわいい唇という喩えになっている。 サクランボの赤くつやつやしたかわいいイメージである。 サクラの花びらのような、では唇のイメージにつながらない。 中国のサイトで辞書(漢典)を引くと 櫻唇 形容女子小而红润的嘴唇 (形容女子小而紅潤的嘴唇) (和訳) 女子の小さくて赤くつやつやした唇の形容 桜色、ピンク色は中国語で粉紅色であって紅色とは言わない 日本で 最初に桜唇という漢語の和訳を辞書に載せた人が、漢語の意味を調べず桜唇という字面のイメージから自分が想像する訳を書いたために、元々の漢語の意味と異なる内容となった、と推察できる。 重箱の隅といえばそれまでだが、桜という漢字の解説、といい、桜唇の意味といい、国文学者、漢語学者の怠慢もありそうだ。 |
|
壁紙画像提供: 来夢来人 |