ムクドリ(2)
春から夏にかけてムクドリはつがいか家族らしい数羽程度の群です。
畑や荒れ地で数羽のムクドリがいても道を歩いていて気付く人はほとんどいません。もともと、人の通道から少し離れた所で餌を探しているので、前を向いて歩いている人の視界には入らないのです。
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背景が土くれの場合は特に目立ちません。
私は鳥の写真を撮り始めてキョロキョロしながら道を歩くようになりました。すると、いろんな所に鳥がいます。
以前ならこんな鳥は視界に入っても見えなかったと思います。
秋になるとムクドリを大きな群で見かけることが多くなりました。と言っても本に書いてあるような大群ではありません。せいぜい、2〜300羽ですがこのときはよく目立ちます。
竜田川の浅瀬に次から次へと舞い降り、入れ替わり立ち替わり水浴びをします。
稲刈りが済むとそこは鳥達の食卓。先客のスズメ(手前の小さな茶色)の脇に舞い降ります。
一日、食って、騒いで、道路を糞だらけにして、塒(ねぐら)に帰っていきます。
塒はどこなのか行って見たいと思いますが、私も、もう帰らなきゃ。
野鳥の写真 ムクドリ(2) 奈良県生駒郡平群町で撮影   平群庵:平群の里の侘び住まい