モズ
晴れ渡った秋の空にモズの甲高い鳴き声をが響きます。秋になってやって来る訳ではないのですが、普段は目立ちません。縄張りを持つ鳥の多くは、春から夏にかけて子育てをするための食物の確保が目的ですが、モズは秋から縄張りを主張します。モズはバッタなどを捕まえて木の枝などに刺しておく「はやにえ」をつくることで知られています。「はやにえ」という保存食が子育てのきに役立つのかどうかは知りませんが、前もって昆虫を集めるには秋が最適です。沢山の「はやにえ」をつくるために豊かな領土を秋に確保するようです。
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草原でバッタを捕まえますが、時々縄張り宣言をします。
縄張りに侵入者発見。直ちに出動!
モズは高い所にとまるのが好きですが、追撃戦は低空飛行です。
縄張りの境界では草原すれすれに追いつ追われつを繰り返します。
侵入者を撃退。
思いっきり甲高く鳴きます。

「ケチケチケチケチケチケチケチケチ」と聞こえるので、思わず
「大きなお世話だ」
野鳥の写真 モズ 奈良県生駒郡平群町で撮影   平群庵:平群の里の侘び住まい