(メジロとウグイスについて)
両種ともに春を告げる鳥として親しまれていたこともあってか、時期的・場所的に重なる両種は古くから混同されがちであった。古来絵画にある「梅に鶯」の主題を見ても、「梅に目白」を描いてしまっている日本画家も多い。
<上記がウソである理由>
「梅に目白」を描いてしまっている日本画の実例を上げることが出来ないし、多いという判断材料(文献、資料)も提示されていません。
詳しくは ウィキペディア(Wikipedia)メジロ: 「ウグイスとの混同」について
(目白押しについて) |
ウィキペディア:目白押しというタイトルの写真 |
目白押し( ウィキペディアの記述)
込み合っていること、物事が多くあること。
メジロがお互いに押し合うように、ぴったりと枝に並ぶことからいわれる。
<上記が誤りである理由>
言葉だけなら、曖昧で不十分な記述となりますが、寄り添っている二羽のメジロの写真が添えてあると、写真のような状態を「目白押」しと言い、あるいはこのようなメジロの状態が目白押しの語源かと読者に思わせてしまいます。
「寄り添う」と「押し合う]が同じだという感性はいただけません
画像を示すなら 一本の枝にたくさん並んで押し合っている状態でなければ目白押しとはいえません。
(下の図) |
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----辞書の記述-----
広辞苑:目白押し (メジロが木の枝にとまるとき、押し合うように沢山並んでとまることから)
@子供が大勢で押し合い、押されて列外に出た者が、また、端に加わって中の者を押す遊戯。
A多人数が込み合って並ぶこと。
日本こどものあそび大図鑑:目白押し (笹間良彦著 株式会社遊子館発行)
子供が数人集まって列になり、互いに押し合って中の者を押し出す遊び。押し出された者は端に行って押し手になる。メジロが一本の木の枝に押し合うようにたくさん並んでとまることからついた名称。
喜多村信節(きたむらのぶよ)の『喜遊笑覧』に「雄は鳴、雌は鳴ず、並び居て押し合うものなり、是を学びて小童おしあふに、中なる者推出さるれば端にゆきて中なる者を押、めじろが押合もその如くなり」とある。
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