ケリ
ケリは田畑や草原で見かけます。見かけは地味ですが鳴き声は甲高く派手です。
また、羽を閉じている時は飛んでいるときとは別の鳥のように見えます。
目が赤く嘴は黄色
嘴の先に泥が付いているように見えますが、元々の色です。
黄色の長い足で
つま先立って歩きます。
地上にいるときは茶色の地味な鳥が、飛ぶと白黒のコントラストのはっきりした柄に見えます
隠れたおしゃれは粋なものです。
喧嘩っ早く立ち回りも派手です。
孵化して間もないケリのひなが農道の側溝に落ちてピーピー鳴いていました。
拾い上げて、道から離れた奥まった草地に置いて遠くから見ていると間もなく母鳥が来て、ケケケ ケケケとひなをいたわるように鳴いていました。
ケリのひなはこんなに幼くても母鳥と一緒に歩きながら、自分で餌を探し啄むことができます。

一件落着。
ケリがついて
めでたし、めでたし
野鳥の写真 「ケリ」 奈良県生駒郡平群町で撮影   平群庵:平群の里の侘び住まい
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12月 田んぼの中のケリを見つけました。この色でじっとしていると通りすがりの人には見えません。関心のないものは視界にあっても見えないのです。
私も以前は気がつかなかったのですが、鳥を見るようになってこんな場合も鳥が目に入るようになりました。