ジョウビタキ
10月下旬、朝が寒くなってきました。家の近くで「ヒッ ヒッ タッタッタ」と小鳥の囀りにしては控えめな鳴き声がします。
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テレビのアンテナや木の枝の高めのところに止まって縄張り宣言をしているのです。
以前は雄のジョウビタキを家の近くで見かけたのですが、今年、我が家を含む一帯はこの写真の雌が取り仕切ったようです。
ジョウビタキはシベリアで繁殖するそうですが、日本に渡ってきても縄張りを作ると言います。
たとえ雄でもこの雌の縄張りには入れてもらえません。ということは、私が家の近くで見るジョウビタキはいつもこの雌なのです。
本で調べるまで、このことを知らなかったので、今年は雌ばかりやってくると思っていました。毎日同じ雌がパトロールに立ち寄っていたわけです。
我が家での立ち寄り所は柿の枝。
黒い瞳のチャーミングな小鳥です。
我が家は雌の縄張りなので雄のジョウビタキは待っていても来ないということが判りましたので他の所で雄の写真を撮ってきました。雄は背中の黒と腹の赤みがはっきりしているので区別できます。
野鳥の写真 ジョウビタキ 奈良県生駒郡平群町で撮影   平群庵:平群の里の侘び住まい
黒い瞳のジョウビタキ嬢の意外な一面を見ました。縄張りを犯すものは許さないとばかりに威嚇と攻撃をするシーンです。
突っかかっても互角に渡り合う相手にカッとなっている顔。相手は、車のバックミラーでした。