ドバト
図鑑で普通のハトを調べると「ドバト」という名で載っています。「ハト」というのはキジバトやアオバトなどグループの総称です。どうしてわざわざ「ドバト」と名付けたのでしょう。
関西ではあまり良くないことや粗野な事柄を更に強調するのに「ど」を接頭的に用います。「どあほ」「どけち」の類です。良い内容の言葉には使いません。だから、関西では「どぎたない」はあっても「どきれい」という言い方はありません。
こういう言葉の背景があって、ドバトはかわいそうな名前だと思ったのです。どうでもよい鳩、屑鳩のイメージです。しかし、この名前の由来を調べると、寺などに多く住み着いているお堂の鳩と言う意味で、堂鳩と呼ばれた。とありました。それなら、「ドバト」でなく「ドウバト」にして欲しかったです。でも屑鳩の意味でなくてよかったです。
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田舎のドバトは街のものほど人慣れしていませんが他の鳥よりは近づけます。
少し近づくと警戒気味にちらっとこちらを見る目つきがなんともかわいいドバト。
色柄には変化が多く、ぶちのような模様もあります。
標準ドバト像
野鳥の写真 ドバト 奈良県生駒郡平群町で撮影   平群庵:平群の里の侘び住まい