2014年 夏 | トップに戻る |
カチカチ山とその周辺の生き物 | |
オオハチモドキバエ デガシラバエ科 20mm | |
オオハチモドキバエ やや珍しい生き物らしい 見慣れない異様な顔 昆虫の口は構造が複雑 |
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虫の塊が落ちてきた・・・・・・ミカドトックリバチの♂+♀ 昆虫の交尾は、オスがメスにゆっくり近づいたり、打診をしたり、追い回したり色々だが、ハチの場合はいきなり飛びかかる。オスはメスにがむしゃらにしがみつくので たいていはそのままの形で落下する。 |
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オスがメスをねじ伏せる | |
ハチのオスとメスの違いは顔にあらわれることが多い。 トックリバチのオスは顔にネクタイ |
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セグロアシナガバチが アリの集っている毛虫の死骸に遭遇 | |
すかさず横取り、アリガトサン アリ?! | |
ミカドジガバチ 麻痺させた青虫を運ぶ |
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キンケハラナガツチバチ ビニールハウスに迷い込むと一生の大半を失うことも。 |
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ウラギンシジミ これも、ハウスの中のペットボトルの上で |
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ルリタテハ 樹液を求めてクヌギに | |
ゴマダラチョウも樹液派 | |
ヤブガラシの蜜を吸うキマダラセセリ V字型の尾翼を持つ戦闘機のような特徴的なとまり方 |
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赤とんぼ、ごみ収集車も歌ってる。 赤いのはオス、メスはムギワラ色 マユタテアカネ 平群に多い |
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クロウリハムシ みんなで食べているのはカラスウリの葉 |
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クロウリハムシ 荒れ地でカラスウリを食べている分には問題ないが、キュウリやカボチャにもやって来る |
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キマワリ | |
キマワリはいつも木の周りうろうろしているので木回り。 うろうろするだけで飛び回ったりしないのにいやに複眼が大きい。 コガネムシ、ハムシ、カミキリ、などキマワリよりも飛ぶことが多い甲虫でも、もっと小さな複眼で足りている。 この虫のハチに近い複眼の大きさは何に必要か? |
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ミヤマカミキリ 大きい | |
ミヤマカミキリ 左下の塊はたまたまあったカマキリの卵。カミキリの卵ではない。 |
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キマワリと比べると、このカミキリは複眼が痩せている。 大きな触角の基礎部には空き地が要るのか、複眼用地が犠牲になっている |
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アオマツムシ | |
ミンミンゼミ カチカチ山でミンミンゼミが見えるところに止まってくれるのは珍しい。 |
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ミンミンゼミの体は太短く | |
ツクツクボウシはほっそり | |
ツクツクボウシ 近寄っても逃げなかったのでドアップ。三つの赤い点は単眼。他のセミも三つの単眼を持っている。 |
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クマゼミは体が大きくて分厚い 鳴き声がでかすぎる。虫の鳴き声であれ以上のものはないだろう。 | |
クマゼミは南方系のセミで、おそらく、江戸、明治時代には温暖な地方を除いて、本州のほとんどの地域で生息していなかっただろう。平群にクマゼミが生息するようになったのは1990年代だったと思う。 蝉時雨という言葉ができた頃は、ニイニイ、ミンミン、ヒグラシ、アブラゼミなどの混声合唱がその対象だっただろう。 もし、クマゼミの鳴き声を四方から浴びる林の中を体験したなら、蝉時雨という言葉は生まれず、蝉嵐という言葉になったはず。岩にしみ入るように聞こえるのもニイニイゼミの雰囲気。 クマゼミの鳴き声だと、俳句も変わる。 やかましや 岩にひび入る 蝉の声 馬笑 |
ふっくらとハス カチカチ山 テラス前 |
トキリマメ 寒い頃に赤く目立つ豆。その花は8月の終わり頃に咲く |
トキリマメ 豆ができている蔓もある。 タンキリマメ(カチカチ山では見かけない)と似ているが葉の形が違う。 |
センニンソウ |
ダイコンソウは春先の若葉の時代に大根葉に似ているのでその名がついた。 |
スズメウリの小さな花 |
スズメウリの小さな実 |
アオモジの果実が色づいてきた |
ウドの実生苗ができたのでカチカチ山に植え戻す。 |