キツネ(3)
7月始めのある夜、道路を横切るキツネの姿を見かけました。親ギツネの半分ほどの大きさの子ギツネ2匹が一緒です。一瞬でしたが街灯の明かりではっきり見えたのです。
子ギツネの写真を撮りたかったのですが、昼間に遭遇することはありませんでした。
8月になって、家の前の空き地に姿を現したときは親ギツネに近い大きさに成長していました。
犬の散歩人もいなくなる真夜中のことです。空き地の草原をぴょんぴょんはね回っていました。
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キツネの写真(3) 奈良県生駒郡平群町で撮影
平群のキツネ
平群のキツネ
まだあどけなさが残る
子ギツネ
でも、立派なキツネ顔
平群のキツネ
仲良し兄弟ですが、秋になると親のテリトリーから追い出される、と書物には書かれています。
ここを立ち去ってどこかに安住の地を見つけることができるのでしょうか。
別の土地へ行った彼らもまた、人間や犬達の狭間で苦難の道を歩むのでしょう。
よい住みかを見つけて欲しいと祈るのみです。