| ハキダメギク 花は6mm前後と小さいので目立ちません。 ハキダメギクとはまたひどい名前を付けられたものですが、花の形はシンプルでそれなりに美しいと思います。日本植物図鑑には載っていなくてネット上を探すと帰化植物とありました。 原産についてはサイトによって微妙に違います。一番多いのが熱帯アメリカですが、サイトによっては、北アメリカ原産、中央アメリカ原産、南アメリカ原産、アメリカ原産と色々です。 「一番多い説のを選ぶのが無難」は処世術では○ですが、自然科学では無意味です。 調べてみると、原産とされる地域は具体的にはメキシコからチリに至る範囲で、中央アメリカも南アメリカも原産として間違っていません。北アメリカはアメリカ合衆国とカナダです。ここを原産とするのはおかしいかもしれません。でも、合衆国での分布を調べると、砂漠地帯とアラスカ以外のほぼ全州にあると報告されています。さらに、５０年前にシアトルで確認されていた、とありますからずいぶん前に合衆国に進出していたようで、日本には合衆国から渡来したと推定すると北アメリカ原産と見えてもあながちおかしいとは言えません。 |
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| ハキダメギク 舌状花がのバランスがよい | |
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| ハキダメみたいな所とはいえないけれど、畑の隅の雑然としたあたりに咲くハキダメギク | |
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