マキバサシガメ科 | 体長:9〜10mm | 平群庵昆写真虫館 |
キバネアシブトサシガメ (キバネアシブトマキバサシガメ) |
北隆館:原色昆虫大図鑑(初版)では キバネアシブトサシガメ Prostemma flavipennis Fukui ですが、現在ネット上では キバネアシブトマキバサシガメ Prostemma kiborti Jakovlev の名前を用いる方が多いようです。 |
地面をせわしく這いまわり、人が近づくとさっと落ち葉の下に身を隠すすばやさはゴミムシの類と思われましが、翅の付き方が半端です。 写真を良く調べたらサシガメ風の口吻が見えたのでカメムシと分かりました。 このマキバサシガメ、植物の茎葉を移動する(翅を使って)ことを棄てて地面をすばやく移動する体型に進化していく途上のようにも見えます。 甲虫のように翅が体を保護するほどの強度がない種では背の皮を丈夫にして翅を放棄する選択しもあったのでしょう。 翅が身体を保護するほど丈夫でなく、地上を這いずりまわる昆虫として思い出すのはゴキブリです。ゴキブリでも同様進化の選択肢があるか? と調べてみるとありました。 イエゴキブリ サツマゴキブリ には翅がありません。 ヤマトゴキブリはメスの翅が半分ほどの長さになっているなど。 |
キバネアシブトマキバサシガメ | キバネアシブトマキバサシガメ |
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