ドロバチ科 体長:7〜13mm 平群庵昆虫写真館
ミカドドロバチ


1cm余りの小さなドロバチ。写真にとって詳しく見ないと分かりません。
ミカドドロバチ オス ミカドドロバチ メス
ミカドドロバチ オス ミカドドロバチ メス
背中の模様が違うオス 背中の模様が違うメス
ミカドドロバチ オスの顔 ミカドドロバチ メスの顔
背中の模様には個体差がありそれだけでオスメスの区別はつかないかもしれません。
オスは口の上(頭楯)が黄色、触角の第一節、脚に黄色の部分が多いので区別できます。
また、ドロバチのオスは触角の先端が鉤型に曲がる傾向にあります。
ミカドドロバチのオス
下の画像は顔が見えませんが、脚の黄色がはっきりしていて触角の先端も曲がっています。


獲物の青虫をくわえるミカドドロバチのメス

ミカドドロバチはハーブ守護神
シソの葉を食い荒らす害虫ベニフキノメイガ幼虫を駆除してくれます。
アオジソなどハーブにはシソ科の植物が多く、近年特に被害が大きいようです。
ミカドドロバチはハーブ守護神といっても青虫狩りをするのはメスだけ
こちらはスパゲッティには欠かせないスィートバジル、ぼろぼろに食い荒らす現行犯を取り押さえたところ
竹筒(笹)を切って束ねておくと、巣に利用します
メスの匂いががするのでしょう。ミカドドロバチのオスがしばらく偵察していました。

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