ハキリバチ科 体長:9〜11mm 平群庵昆虫写真館
コウベキヌゲハキリバチ


単にキヌゲハキリバチというとコウベキヌゲハキリバチ(Megachile kobensis Cockerell)を指すようです。
キョウトキヌゲハキリバチ(Megachile kyotensis Alfken )と言う一回り小さいハキリバチもいるようですが、素人が目にする書物がなく詳細は分かりません。
コウベキヌゲハキリバチのオス
オスの触角末端節は扁平です
コウベキヌゲハキリバチのメス
オスの顔はかなり濃い黄色の毛で覆われています メスの顔の毛は白(純白ではない)です


スイートバジルを訪花するコウベキヌゲハキリバチのメス(右、左)
シマトネリコの葉を切り取るコウベキヌゲハキリバチのメス
ほうきに乗った魔女みたいに切り取ったシマトネリコの葉を運ぶ
宅地石垣の隙間
ハナスベリヒユに比べると小さなコウベキヌゲハキリバチ メス
コウベキヌゲハキリバチ メス
コウベキヌゲハキリバチ メス




コウベキヌゲハキリバチのオス、ふさふさの毛があります
コウベキヌゲハキリバチ


スイートバジルの周辺を縄張りにしていた同一の個体と思われるコウベキヌゲハキリバチのオス、
上は6月9日、下は6月29日の写真、20日間飛び回り、翅は擦り切れ、毛の色はあせてしまいました。

オスの顔の毛は特に退色が目立ちます。20日間の夏の紫外線が退色の主原因かと思われますが、それと比較するとさらに大量の紫外線を浴びる植物の葉緑体が堅牢なのは不思議です。
左:コウベキヌゲハキリバチの若いオスの顔     右:同一と思われる個体の20日後の顔
コウベキヌゲハキリバチ オス 触覚先の特徴  コウベキヌゲハキリバチ オス 触覚先の特徴
中脚で背を掻くオス

コウベキヌゲハキリバチの長い舌 (オス)
コウベキヌゲハキリバチ

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