ハキリバチ科 体長:8mm前後 平群庵昆虫写真館
ヒメツツハキリバチ Megachile subalbuta Yasumatsu


とても小さなハキリバチです。私の持っている北隆館の古い「原色昆虫大図鑑」には「チビハキリバチ」となっていますが、現在の和名は「ヒメツツハキリバチ」のようです。チビは差別語だなどという言葉狩りに遭ったのでしょうか。簡単でいい名前だったのに。
ヒメツツハキリバチのメスは小さいことで他のハキリバチのメスとほぼ区別できるのですが、10mmを越すとキヌゲハキリバチと紛らわしくなります。写真では大きさが分からないのでメスはコウベキヌゲハキリバチとそっくりです。
私はキョウトキヌゲハキリバチを知らないのですがキョウトのメスとは大きさも似ているとのことです。
ヒメツツハキリバチのオス ヒメツツハキリバチのメス



ヒメツツハキリバチ  メスの飛翔 ヒメツツハキリバチのメス イナバウアーで刷毛が見える
花粉が付着しているとよく分かりませんが、ヒメツツハキリバチ メスの刷毛(腹の下の毛)は茶色です。


ヒメツツハキリバチ オスもイナバウアーが得意 このヒメツツハキリバチのオス、色が違います


毛が白いヒメツツハキリバチのオス 退色する場合もあるようですが初めから毛が白っぽい個体もあります。

おまけ写真 : ヒメツツハキリバチのオスはなかなかのキュート ボーイ


メスを追いまわすのに疲れるとゆっくり休む ヒメツツハキリバチのオス
オスがのんびり見る夢がサムネイルとして複眼に表示されている・・・みたい


一方、ヒメツツハキリバチのメスはめまぐるしく働く
イナバウアーして蜜吸って 花から花へと飛び回る
花から花へと飛び回り
イナバウアーして蜜吸を吸う
何蜂か判らないほど花粉付け
花から花へと飛び回る


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