ミフシハバチ科 体長: 平群庵昆虫写真館
チュウレンジバチの触角


チュウレンジバチなどの属するミフシハバチ科は、その名の通り触角が三節から成っていて、先端の一節だけがが長大で、見た目もすんなりしているので似た色柄のカブラバチとも容易に区別できます。

それでは、チュウレンジバチのオスとメスとでの触角の違いについてはどうでしょう。
メスの触角はオスに比べてやや短いという判別もあるようですが、比較しないと分からなかったり、見る角度によっても長さは異なってしまいます。

下に示した写真は アカスジチュウレンジルリチュウレンジ のオス、メスの触角です。
十分拡大して触角を見ることが出来れば、オスの触角には短いヒゲのようなものが生えているのが分かり単独でもオスメスが判別できます。アカスジチュウレンジ と ルリチュウレンジ以外のチュウレンジバチでも同様のことが観察されました。

この性差はミフシハバチ科全体に適用できるのか書いた物をさがしていますがまだ見つかりません。

  → オスメスの触角の比較写真が下記にありました。
    The Sawfly Genus Spinarge (Hymenoptera, Argidae)
アカスジチュウレンジ オス アカスジチュウレンジ メス


ルリチュウレンジ オス ルリチュウレンジ メス

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