ドロバチ科 | 体長:10mm前後 | 平群庵昆虫写真館 |
チビドロバチ |
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大きめのアリくらいのちっちゃなハチ
チビドロバチ→カタグロチビドロバチ | チビドロバチ→カタグロチビドロバチ |
ハナスベリヒユに埋もれるほど小さいけれど | 自分の大きさに見合った獲物を探し出します |
チビドロバチには幾つかの種類があるようです。 『日本竹筒ハチ図鑑』には カタグロチビドロバチ Stenodynerus chinensis (Saussure, 1863) 体は黒色で、腹部第1-2背板後縁に黄色帯がある。肩板が黒褐色であることが、「カタグロ」の由来。竹筒などに泥の仕切りを作り営巣する。幼虫の餌としてハマキガなどの幼虫を狩る。 とあり、上記写真はカタグロチビドロバチであることが判りました。(「カタグロ」の由来については後述) |
日本竹筒ハチ図鑑 カタグロチビドロバチの項 |
従って次の写真も カタグロチビドロバチ (Stenodynerus chinensis) です
カタグロチビドロバチ | カタグロチビドロバチ |
カタグロチビドロバチの狩り | |
カタグロチビドロバチ | |
「カタグロ」の由来の説明にある「肩板が黒褐色」の肩板は下記のハチの図で前翅の付け根に位置することがわかります しかし、素人目には首の下にある黄色の部分が肩なので、最初はどうしてこのハチがカタグロか理解できませんでした。 |
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一般的なチビドロバチの種は次の様です。 チビドロバチ (Stenodynerus frauenfeldi) カタグロチビドロバチ (Stenodynerus chinensis) ムナグロチビドロバチ(Stenodynerus tokyanus tokyanus) フトカギチビドロバチ (Stenodynerus clypeopictus) カタグロでない普通のチビドロバチはどうかと言うと、下記に登場する肩板が黄色い種のようですが確定ではありません |
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暫定 チビドロバチ (Stenodynerus frauenfeldi) | |
ネギコガ(幼虫がネギを食害する蛾)がネギの葉の表面に繭を作ったところをチビドロバチに見つかりました | |
繭を調べるチビドロバチ | 一箇所を食い破る |
食い破った裂け目から幼虫を引きずり出す | 完全にひきずりだした |
幼虫の頭を前になるように掴みなおして麻酔をする | 処置完了、この後巣に運ぶ |
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